私たち中国人の1人あたりGDPと可処分所得は、

もちろん、一部の中国人が言う「日本人は民度が高い」などといったあいまいな噂を真面目に取り合うべきではありません。日本がこれまで多くのノーベル賞受賞者を出してきたという話についても、目下の中国の科学技術分野の爆発的な発展からすればそう遠くない未来に中国は日本に追いつくでしょう。言うまでもなく、どこかの誰かがプレゼンしているハイテクと「日本第一」(の科学力)といった話は相手にする必要もありません。ただ、一般市民の生活レベルを示すありのままの数字を虚心に見たうえで、私たちが現代の日本を本当に「三流国」と呼んで大丈夫なのか自分の心に聞いてみてほしいのです。
 http://e-saksak.com/userinfo.php?uid=6030 http://msdf.jpn.org/userinfo.php?uid=1817文章は引き続き、「中華民族の偉大なる復興の道を前進する」中国の「偉大なる成果」について説明していく。こんにち、中国のGDPが世界2位に位置していること、中国製品が世界で用いられ、世界一の高速鉄道の輸出国となっていること・・・、といった話である。ここから先がいよいよ結論部分だ。

■ 日本は「前途の希望がまったくない」国

 <しかし、それ(=現在の成果)だけでよしとすべきなのでしょうか? 

 http://www.passerelle.or.jp/userinfo.php?uid=1694 http://profile.ameba.jp/rtyuiter私たち中国人の1人あたりGDP可処分所得は、中堅先進国の水準にまで届いているでしょうか。

 私たちはまだ祖国統一の大業を完成しておらず、中華民族の偉大なる復興の道もまだ半ばにも達していません。「ふたつの百年」(※)の偉大なる目標にもまだ達していません。このようなときに、私たちは成功にあぐらをかいて惰眠をむさぼっていてよいものでしょうか?  経済も生活レベルも中国以上である世界第3位の経済大国である日本を「三流国」として軽々しくバカにしていてよいものでしょうか?